財産目録を作成する

遺産相続をする際に財産がどこにあってどれくらいの価値があるのかあらかじめ調べておかなければなりません。
相続できる財産は被相続人とどういう関係にあるかによって変わってきますし、場合によっては相続税が発生する可能性もありますから、できるだけ詳細を正確にしておく必要があるのです。
遺産相続は被相続人が亡くなった時点で開始されますので、相続人となる人は通夜や葬儀が終わった後できるだけ早く遺産分割協議を行い、誰にどの財産を分配するのか決めなければなりません。

そこで便利になるのが財産目録というもので、これは被相続人の残した財産を一覧にしてどんなものがあるのか、評価額はどれくらいなのかを分かりやすくしてあるものです。
遺産は現金のように見ただけで価値が分かるものであれば分けやすいのですが、土地や建物などの不動産や株式・公社債といった財産は一旦専門家に評価してもらわなければ分かりません。
この点が明確になっていないと遺産分割協議のときにトラブルになりやすいので、財産目録は遺産分割協議をスムーズに進めるうえでとても重要なアイテムになるでしょう。

財産目録の作成方法はそれほど難しくなく、最近ではインターネット上にたくさんのテンプレートがありますから、使いやすいものをダウンロードしてください。
書き方を解説しているサイトもありますので、自身で作成するときにはそういったものを参考にして何を書かなければならないのか、書式はどうすればいいのかなどを確認してください。

ただもともと遺産相続に詳しい人や法律関連の仕事をしていないと評価の面で分からないことが出てくると思いますので、できれば専門家に依頼して作成したほうがいいでしょう。
特に財産の種類が豊富な場合、それぞれ評価していかなければなりませんし、財産の種類によっても評価方法が異なりますからひとつひとつ調べていると時間もかかります。

書類作成は司法書士に任せるのがおすすめで、遺産調査や戸籍調査もしてもらえますので中立的な立場で関わってもらうという意味でもおすすめです。
遺産相続はどうしてもトラブルになりやすいですから、できるだけ中立的な立場の人間が間に入ったほうがうまくいきやすいです。
財産目録について詳しく知りたい場合も司法書士は力になってくれますし、書類作成の代行もやってくれますので、自分で書類作成する自信がないという人はすべて任せたほうが早いと思いますので信頼できる司法書士を探してください。