財産目録作成ナビ


 
面倒な相続の手続きを少しでもスムーズに進めたいのなら、財産目録は必須です。「うちは貧乏だから目録を作るほどの財産はない」という方もいらっしゃるかとおもいますが、大きな間違いです。大富豪であろうが一般庶民であろうが、財産目録がなければ大変なことになります。
そこで財産目録の作成方法や、財産目録を作成すべき理由について取り上げます。

まず肝に銘じておいてほしいのが、財産が1円しか残っていなかったとしても相続が発生すれば争いは起きるということです。「相続争いはお金持ちだけ」という話は、ドラマの中だけです。実際に家裁に持ち込まれるほど拗れた相続問題の内、過半数以上は一般庶民によるものです。逆にドラマのように大富豪による相続争いは、少なくなっています。
普段はものすごく温厚で優しい人であっても、お金が絡めば人は変わります。仲が良かった家族が相続により一家離散状態になった話は、珍しくありません。争いが一度起きてしまうと、相続の手続きは更に難しくなります。相続の争いを防ぐため・相続手続きをスムーズに進めるために必要になる書類こそが、財産目録です。

財産目録の作成方法は、特に決まった方法はありません。それこそチラシの裏に表を書き、財産を記しても問題はないでしょう。でも財産目録で記しておくべき事項ならば、幾つかあります。
1番に抑えておきたい財産目録の作成方法は、相続財産を”正確に”記すことです。例えば相続財産の中に不動産があった場合、「◯◯県△△市にある土地」ではなく地番までハッキリと書き記します。建物も所有しているのなら、家屋番号も記載しておきましょう。もちろん地積についても、正確に正しく記しておきます。

ただ財産目録を作成するには、被相続人の財産を全て洗い出し正確に把握しなければいけません。また相続人自らが財産目録を作成しても、他の相続人は納得できません。もし財産目録の作成を考えているのなら、第三者に頼むのが1番です。手っ取り早く進めるのなら、弁護士や税理士などの専門家に任せるのがベストでしょう。
プロに財産目録を任せると、正確な財産を把握することができます。財産を調べるには難しい手続きが必要になることもありますが、専門家に頼めば難しい手続きに悩まされる心配はありません。財産目録作成に時間を取られることはないので、変なストレスもかかりません。ただプロに頼む際は費用がかかるのは否めないものの、相続のトラブルが防げることを考えれば安いものです。