財産目録の作成費用

遺産相続は誰もが一度は経験することであり、できるだけスムーズに進めていくことが大切です。
なぜなら被相続人が亡くなって間もなく手続きをスタートさせなければいけませんし、まだ悲しみの癒えないうちにいろいろなことをするので、精神的な安定を早く取り戻す意味でも計画的に進めたほうがいいのです。

そこで今注目されているのが財産目録について、これは簡単に言うと被相続人の残した財産の一覧表であり、財産の価値や場所などが詳細に記されています。
これがあることによって、財産の全容を知っている人とそうでない人の差別がなくなり、遺産相続時によくあるトラブルを未然に防ぐことが可能になります。
遺産分割協議の段階で財産目録が用意できていれば、それを元に公平な遺産分割ができるでしょう。

次に遺産相続の簡単な流れですが、まずは被相続人が亡くなった後7日以内に死亡届を市町村役場へ提出し、遺言の確認を行います。
遺言書は公正証書にしている場合はそれに基づいて進めていきますが、自筆遺言や秘密遺言の場合は家庭裁判所で検認してからになります。
そして戸籍調査などを経て相続人を確定させ、相続財産の調査を行い、プラスの財産とマイナスの財産の両方を確定させます。
その後相続するのか、限定承認・相続放棄するのかを決め、相続する場合は相続税の申告を行います。
このような流れで遺産相続は進められていくので、財産目録があるととても便利なのです。

それでは財産目録の作成費用はどのくらいになるかと言うと、シンプルに財産目録のみであればおよそ30,000円程度で可能なところがほとんどでしょう。
依頼は司法書士などの専門家にするのが一般的で、最寄りの法律事務所に依頼すれば作成してくれるはずです。
また、遺産の調査などより詳しく調べて依頼する場合はもう少し費用がかかるかもしれません。
いずれにしてもまずは法律事務所で財産目録について相談して、どうするのか決めてください。