財産目録作成の流れ

遺産相続において財産を相続する場合、いろいろなものが対象になりますから財産目録を作っておくと分かりやすくなります。
どんなものが遺産相続の対象になるのかあらかじめ情報収集しておくと、遺産相続の手続きや相続税申告もスムーズになりますので是非やってみてください。
今回は財産目録作成にあたっての流れを説明していきますから、これから遺産相続を控えている人はもちろん将来その可能性がある人は参考にしてほしいと思います。

まずはじめに財産目録を作成するためには被相続人の残した財産を明確にしなければなりませんので、財産調査をする必要があります。
これは個人でもできますが、財産の種類が多いと難しい部分も出てくるのでできれば専門家に依頼したほうがいいでしょう。
また、遺産の中には被相続人が亡くなってからでないと正確な価値が出ないものや発生しない財産もありますので、財産調査をするのは相続開始となる被相続人が亡くなった日以降にはじめます。

被相続人が亡くなってから7日以内に葬儀の手配や通夜・葬儀・火葬を行わなければなりませんので、これらを終わらせたあとに財産調査委を開始することになります。
遺言書の確認や法定相続人の確定、遺産分割協議の開始、限定承認・相続放棄の手続きを被相続人の亡くなった後7日以内にやらなければならないので、この期間に財産調査を並行して行うとその後流れもスムーズになるでしょう。

財産調査が終わるとどんな財産が残されているのか明確になりますから、プラスの財産・マイナスの財産それぞれを財産目録に記載していきます。
プラスの財産には預貯金や土地・建物などの不動産、不動産権利関係、自動車、貴金属など幅広い範囲のものが該当しますし、マイナスの財産は借金になるものが当てはまります。

また財産目録を作成するうえでひとつ注意してほしいのが様式で、これは平成28年10月21日に行われた「第5回社会福祉法人の財務規律の向上に係る検討会」の中で、財産目録の様式が見直されることが検討され、平成28年11月11日に厚生労働省のホームページにおいて「社会福祉法人制度改革について」という見出しで「取得年度」「使用目的等」「取得価額」「減価償却累計額」の4つが追加されました。
これは別紙4というページを見ると分かりますので、厚生労働省のホームページから財産目録のテンプレートをダウンロードして詳細をチェックしてみるといいでしょう。