相続で起きる延滞税

相続が起きたときには、ときに延滞税が発生することもあります。
これをなるべく防ぐためにも、財産目録を作っておく方が安心です。

まず相続で起きる延滞税ですが、これは相続税の申告と納税が正しくできなかったときに発生する税金になります。
これら税金は金額を自分で計算し、申告手続きや納税手続きも自分で正しくやる必要があります。
これらは自主的に行う税務となり、期限までに正しく申告や納税ができなかったとしても、即座に差し押さえなどが行われるわけではありません。

しかし期限までに必要だった税務がきちんとできなかった場合、もちろん罰則があります。
それが追徴課税となるのです。
本来必要だった申告や納税ができなかったペナルティとして、追加で課税されます。
その課税の一つとなるのが延滞税です。

これはちょうど借入したときの利息のような税金で、本来必要だった金額に対し、年7.3%・14.6%という割合をかけてその税額を計算します。
対象となる期間は、納税期限を過ぎてから改めて申告と納税をした日までの日数です。

納税が遅れるほどこの延滞税は高くなる計算になりますから、そもそも延滞税が発生しないようにきちんと申告することが大事です。
もし期限を過ぎたときは、なるべく早く申告して延滞税の発生を食い止めましょう。
特に相続税は比較的税率が高く、その金額が高くなることもありますから、延滞税で余計に税額が高くならないように注意してください。

相続が起きたとき、延滞税を防ぐためにも、財産目録を作っておくことは大事です。
財産目録とは遺産を一覧にした表で、これを見ると今回の相続で対象になっている財産がわかりやすくなります。
集計から漏れている財産がないかといったチェックも簡単になり、相続した財産の申告漏れが起きにくくなります。

もしこれを作らずに相続税に対応すると、遺産の集計漏れが起きやすくなるのです。
特定の財産が集計から漏れており、本来は申告が必要だった財産が無申告のままとなると、それは申告漏れとして修正申告が必要になります。
なるべく早く申告すれば延滞税も少なくなりますが、本来必要だった申告が期限までにできなかった場合、延滞税がどうしても発生します。

相続で延滞税の発生を防ぐには、申告が必要な財産を漏れなく集計し、期限までにきちんと申告することが大事です。
そのためには申告の対象になる遺産を漏れなく把握することが大事ですから、なるべく財産目録を作ることをおすすめします。
目録の作り方に指定はありませんから、相続の対応がやりやすくなるよう、見やすい目録を作ってみてください。